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母とめーくさとわたし

2017年01月16日

 背中がかゆくて母に、

 「背中かゆい、かーちゃん背中かいてー。」
って、お願いしたら、

 「はっけー、いそがしゃん。めーくさでかいとけ‼」
って、いわれた幼い頃。

 小学校あがるまえのこどもにめーくさのながさの板状の棒は使いづらく、かきずらかったけど、母は忙しくてあまりとりあってくれませんでした。

 めーくさって、機織機にある糸をしっかりまいてある部分に使われてます。



↑めーくさ


 ↑龍郷紬養成所さんの仕事場です。


 めーくさは方言みたいですが、本当のよばれかたはよくわかりません。^^;

 あと幼なじみは叱られてめーくさでたたかれたそうです。(x_x)(加減をしないと痛そうだわ)

 どこのうちも子供とじっくり遊んであげれるほど余裕がなかったかと…

 昭和50年前後のことですが。(^^)


 そんななか、いちどだけ母が川遊びにつれていってくれたことがあります。

 夏の暑い時期、川の水が気持ちよくて…それ以上に母が子供の頃の話をしたりしてとても嬉しかったです。母がわたしのために使った時間。優しいですね。


 後にも先にも、これが唯一、母と二人きりの遊び時間でした。

 それから何年かしたらわたしも思春期になり、親にいろんなことを話することもなくなりました。


 子供が無邪気でいられる時間は短い。

 川遊びのなかに、いろんな母の気持ちが凝縮されていたようで、少し泣けてきます。(T^T)

 



Posted by hamaちゃん at 13:30│Comments(0)
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